「はいっ、佐藤様からのサービスよ。メグミ頑張ってるもんね。アタシたちもメグミの恋応援しない?」
実沙はそう言ってあたしの指に絆創膏を巻いてくれた。
これでもう少しだけ、ピアノを弾いていられそうだ。
「ありがとう、実沙。あたし頑張るね。」
最近、実沙は北条と順調なのか穏やかだ。
「実沙が恵美の恋を応援するとか珍しくない?なんかいいことでもあったんでしょう。」
彩乃が肘で美沙を突くと実沙の顔は徐々に赤くなり始める。
これは、もしや…?
「そうなの。今日、北条の予定がなにもないからデートすることになったの。」
テンション高らかにそう言っている実沙はとても可愛くて北条のことが本当に好きなんだなと思う。
「新太も一緒なんだけどね。」
実沙は付け足すように2人きりじゃないと言う。
実沙の言った“新太”とは誰のことなのか少し気になるけれどみんなは気にしていないようなのであたしも気にしないフリをした。
「新太って実沙と北条の幼馴染み?」
口が滑って我慢していた言葉が漏れてしまう。どうしよう
「まあ、そんなとこ。新太さえいなければ北条と二人になれるのにな…。」
実沙はそう言ってあたしの指に絆創膏を巻いてくれた。
これでもう少しだけ、ピアノを弾いていられそうだ。
「ありがとう、実沙。あたし頑張るね。」
最近、実沙は北条と順調なのか穏やかだ。
「実沙が恵美の恋を応援するとか珍しくない?なんかいいことでもあったんでしょう。」
彩乃が肘で美沙を突くと実沙の顔は徐々に赤くなり始める。
これは、もしや…?
「そうなの。今日、北条の予定がなにもないからデートすることになったの。」
テンション高らかにそう言っている実沙はとても可愛くて北条のことが本当に好きなんだなと思う。
「新太も一緒なんだけどね。」
実沙は付け足すように2人きりじゃないと言う。
実沙の言った“新太”とは誰のことなのか少し気になるけれどみんなは気にしていないようなのであたしも気にしないフリをした。
「新太って実沙と北条の幼馴染み?」
口が滑って我慢していた言葉が漏れてしまう。どうしよう
「まあ、そんなとこ。新太さえいなければ北条と二人になれるのにな…。」



