「あのっ。聴いているだけで心が弾むような曲をお願いできますか?」
先輩たちが優月くんにリクエストしていたのはどちらかというと暗いイメージの曲で、優月くんも暗いイメージの方が好みなのかな?
題名が思い浮かばないのでイメージだけを優月くんにリクエストする。
「心の弾むような曲ね…。」
優月くんはあたしの言葉を聞いて楽譜の入ったファイルをめくって曲を探している。
やっぱりそんなものはないのかな?
「こんなのはどうかな?」
優月くんの演奏が始まった。
優月くんの弾いてくれたのはキラキラ星で誰もが知っているような曲だった。
でも、あたしが知っているキラキラ星とは何かが違って、聴いていると幸せになるような感じだった。
あたしがこの曲を色で例えるとしたら、淡い水色。
やがて演奏が終わり、静寂が訪れる。
「どうだった?あまり明るいイメージの曲わからなくてさ。こんなのしか弾けなくてごめんね。」
「スゴイ。あたしもこんなキラキラ星弾けるようになりたい。」
感動しすぎてつい本音が出てしまった。
恥ずかしくなってあたしは思わず顔を下に俯かせる。
先輩たちが優月くんにリクエストしていたのはどちらかというと暗いイメージの曲で、優月くんも暗いイメージの方が好みなのかな?
題名が思い浮かばないのでイメージだけを優月くんにリクエストする。
「心の弾むような曲ね…。」
優月くんはあたしの言葉を聞いて楽譜の入ったファイルをめくって曲を探している。
やっぱりそんなものはないのかな?
「こんなのはどうかな?」
優月くんの演奏が始まった。
優月くんの弾いてくれたのはキラキラ星で誰もが知っているような曲だった。
でも、あたしが知っているキラキラ星とは何かが違って、聴いていると幸せになるような感じだった。
あたしがこの曲を色で例えるとしたら、淡い水色。
やがて演奏が終わり、静寂が訪れる。
「どうだった?あまり明るいイメージの曲わからなくてさ。こんなのしか弾けなくてごめんね。」
「スゴイ。あたしもこんなキラキラ星弾けるようになりたい。」
感動しすぎてつい本音が出てしまった。
恥ずかしくなってあたしは思わず顔を下に俯かせる。



