傘に入れてくれますか?

「残念ながら、その通りなんだよね。でも告白したのはアタシの方だし選ぶ相手を間違えただけだよ。優奈はマリ…さんとどう?」


優奈と美沙はカレシ持ちであたしたちとは少し上の世界に行ってるような気がする。


「もう〜、マリエンヌだよ〜。いい加減覚えて。マリもね、学業が忙しいらしくて最近電話ばっかりだよ~。」


「年上カレシも大変だね。」


「でしょ~?でも、勉強教えてくれるから許してるんだぁ。ビジネスだけど」


優奈のカレシは優奈の話を聞く限り、お兄さんぽい人に思えてくる。


でもこれを優奈に言ったら話が長くなりそうなので話さないけど…


「美雨と彩乃はカレシまだ必要ないの?」


「私は勉強で忙しいから落ち着いたら恋とか考えようと思ってる。」


「ワタシは…。彩乃がいるからいーの!」


美雨も彩乃もカレシをまだつくる気はないらしい。


あたしもまだカレシのことなんて考えてないのでそのことに少し安心感を持てる。


「ちなみに恵美はどうなの。気になる男とかいないわけ?」