「何?なんか用?」
何も言わない私にイライラしてるのかヒールをコツコツ鳴らす。
「今っ、デート中、なんで」
言っちゃった言っちゃった。
私がそんなことを言ったのが意外だったのか驚いたような目で見る雪村くん。
でもすぐにっこり笑うと。
「てことで僕ら今からデートなんでばいばい」とだけ言うと私の手を引っ張って歩き出した。
...でもよかったの?よく考えたら私なんかと遊ぶよりあの女の人達のが良かったんじゃ...
「自分が引き離しといて何言ってんの」
ま、まあそれもそうなんですが。。恥ずかしくて俯く。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…