神妙な顔つき。


いきなり真剣な顔してどうしたの?


...まさかお父さんが家にいたとか?


んでもって私に復讐して来いって言われたとか?


私はカバンを顔の前に持っていくと戦闘態勢に入る。


「しばらく、小雪ちゃん家、泊めてくれる?♡」

私の頭に爆弾が落ちた。

ドサッ。


防御していたカバンが力の抜けた指先から地面に落ちる。


「今、なんて?」


聞き間違いの可能性もあ「小雪ちゃん家泊めて?たっくさん着替えとか持ってきたし!」