「僕、ちょっと家帰る」 家?家帰るとか危なくない? 私の心配が顔に出ていたのか雪村くんは屈んでベッドに座ってる私に視線を合わせた。 「大丈夫。今は仕事でいないから。また後で学校でね」 雪村くんは私の頭を撫でると部屋を出ていった。 よかった、今は家にいないのか。 がちゃんとドアが開いてまたドアの閉まる音。 雪村くん帰ったのかな。 雪村くんが撫でた頭を抑える。 ベッドには雪村くんの香りと体温がまだ残 っていた。