迷うこと更に20分。

白い大きめの一軒家。


ここかなあ、、あ、表札がある。


雪村って書いてる、ここだ!


よし。チャイムに手をかける。


ピンポーン。な、なんか緊張する。

唇が乾燥する。


あ、あれ?いないのかな、誰も出ない。


も、もう一回。


ピンポーン。


ガチャっ!

鳴り終わらないうちに物凄い勢いで扉が開かれた。

びっくりして1歩後ずさる。


お、お父さんかな?


顔全然似てないけど。言っちゃ悪いけどめっちゃ怖い、、


「あっ、あの、私、ゆき、いや、海里くんのクラスメイトの川瀬って言う「はぁ!?海里は今いねえよ!」


へ?なんでそんなに怒って、、



「分かったら二度と来んな!」