次の日の昼休み。
同じように夏海ちゃんとお弁当を食べていると。
今日は雪村くんとその取り巻き達も健在。
でも今日ちょっと取り巻きさん達少なくない?気のせい?
と雪村くんとその取り巻きさんたちをご飯をもぐもぐ食べながら観察していると。
「川瀬さん。ちょっといいかな?」
教室の戸口に女の子達が固まって立ってて手招きされた。
みんな可愛い子達ばかり。
私?でも全然知らない子たちばっかりなんだけど...なんの用だろう。
私は席を立ち上がり女の子達の元へ歩いていく。
しばらく歩いて
連れてこられたのは旧校舎の資料室。
全然人が来ないことをいいことに雪村くんがいかがわしいことしてた場所だ。
でもこんなところに呼び出してなんなんだろ、、
いきなり襟元をぐいっと掴まれる。
「あのさ、海里に近づきすぎじゃない?」
へ?近づきすぎって言われても近づいた覚えないし...

