「おはよーー小雪ちゃん!♡」
いつもの光景。
でも昨日のことが頭を離れず。
私は極力目をそらしておはようと返した。
「もーなんでこっち見てくんないの!」
雪村くんは私の頬をぶちゅっと包むとタコさんみたーいとケラケラ笑う。
男子からの熱視線がすごい。
これはもちろん私に、、向けられたものではなく雪村くんに向けられたもの。
雪村くんは可愛いが故に男子までも虜にしてしまいつつある。
この人実は狼ですよ、、
「あっ、」
夏海ちゃんが教室に来たのを見つけて昨日の話をしようと駆け寄る。
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