雪村くんは綺麗な長い指で私の唇をなぞると。


ネクタイをするっと解いた。



ひぃぃ、ごめんなさい、、誰にも言いませんから離して...!!


どんどん胸元に近づいてくる雪村くんの綺麗な顔。


怖くてきゅっと目を瞑った時。


「なーんてね、」


小雪ちゃんじゃ相手になんないと言って自分のボタンを留め始める雪村くん。

へ...それってどういう...


「え?なに、もしかして期待...した?」

ニコニコ...じゃなくてニヤニヤしながら呟く雪村くん。