そっか、川瀬さんは優しいから。、
俺がいつまでも待ってると可哀想だと思って来てくれたんだな。
そんな優しさなんていらない。
まだドタキャンされた方がマシかもしれない。
きっとあいつのとこへ行くんだろう。
「近藤くん?」
俺はいつの間にか川瀬さんの腕を掴んでいた。
「なんであいつなの?お見合い、するんだよ、俺にしとけよ、俺なら泣かせない」
川瀬さんをギュッと抱きしめる。
川瀬さんは小さくて。すっぽり腕に収まってしまった。
「ごめん、、」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…