クリスマス当日。
朝から雪が降ってて。
ホワイトクリスマスになっていた。ホワイトクリスマスなんて生きてて初めて。
夏海ちゃんにあんなこと言われたけど今更どうにもなんない。
私がお見合いやめてって叫んだって無駄なことだ。
それは分かりきってる。
楽しいクリスマスのはずなのに心はなぜだか沈んでて。
今から待ちに待ったデートじゃん。
あんなに彼氏欲しいって。
デートしたいって。
思ってたじゃん私。
午後5時半になり私は真っ白な分厚いコートを着込んで家を出る。
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