「小雪ちゃん!!」


いきなり後ろから大声が聞こえ、心臓が止まりそうに。




「ゆ、雪村くん」



何日ぶりだろ、こうやって話すの。




やっぱり他の人と話してる時と違って心臓の跳ね方が違う。



「声、大きいよ」




びっくりするじゃん、心の準備できてないのに。



「見てこれ、小雪ちゃんに似合うなぁって思って買ってきた」




雪村くんはいきなり私に抱きつく。



え?え!?いきなり何!?




「よーし、やっぱ似合う」




雪村くんが離れると首に違和感を感じて。





「わぁ、、」



私の首には貝殻をあしらったネックレスが。ポロリ。嬉しくて。