｢川瀬さん、メイド服も似合うね｣


近藤くん！


黒いタキシードみたいなスーツを着こなしてる。


背が高いから似合いすぎているくらい似合っている。


でもそんなに見られたら恥ずかしい...。



｢こ、近藤くんこそ！｣



そう言い返すのが精一杯。



｢近藤ー、行くぞー！｣



近藤くんの名前が呼ばれる。



｢じゃあまたあとで、お互い頑張ろ｣



｢うん、頑張ろーね｣


バイバイと手を振って近藤くんは走っていった。