夏休みも終わり、新学期に入った。
まだまだ暑い日が続く。
「それは、恋だよ」
...夏海ちゃんの言葉に驚愕する。
始業式だけで早かったので近くのファミレスで夏海ちゃんに自分の気持ちを打ち明けた。
あれから雪村くんは自分の家に戻った。
大丈夫なのかなって心配したんだけどお父さんと話し合うって言ってたから笑顔で見送った。
雪村くんと同居とかあんなに嫌だったのに。
いなくなっちゃうと寂しいし。
会いたいって思う。
なんか病気なのかな。って思ってたのに。
「私が、雪村くんのこと、す、き?ってこと?」
「うん、顔見ただけでドキドキしたり、もっと一緒にいたいって思うんでしょ?」