「……俺のジャケット着て待ってろ」

先生は私の顔にばさりとジャケットを放り投げ、教官室から出て行ってしまった。

ジャケットから、ほのかに先生の匂いがする。
すうっと深呼吸して、ぎゅっと抱きしめた。
いい匂い……。

ドンドンドン!

振り向くと、怪訝そうに私をにらみながら先生がドアをノックしている。

「わ、す、すみませんっ」
「これを着ろ。着替えたら呼べ。外にいるから」

手渡されたのは先生のTシャツとジャージ……。
バタンとドアが閉まり、シルバーのドアのガラスの部分は先生の背中で隠された。

着替えなきゃ……。
濡れたシャツを脱ぎ捨て、ブラジャーも外すと、ぽろんと白くたわわな胸が弾む。
胸だけは大きくて、Eカップある。