きっとこの恋は叶わない




「え、短か!もう終わり?」



拓也の声が聞こえてきた。



まるで夢を見ているかのような感覚で。



私、現実にいない感じ。



「ちゃんとしたじゃんか」



冬馬くんが必死に答えている。



「だめだめー、そんなんじゃキスとは認めません」



穂乃花も私の横からそう言った。



「はい、もう一回。俺がいいよって言うまで続けて」



「そんなの聞いてない」