あたしの名前はゆい。
中学はいってすぐにグレた。理由は簡単。
まず、生まれた時には父親がいなくてママに育てられた。ちょうど小学4年生のときにママに彼氏ができて一緒に暮らし始めた。でもまぁ、うまくいかないよね。思春期、反抗期真っ最中の年頃だし(笑)
だってさ、本当の父親でもないやつにキレられたてもさウザくない?
最も、理由はそれだけじゃないけど。

小学5年生のとき、狭い部屋でママとあたしとママの彼氏で寝てた。あたしが真ん中で川の字で(笑)
そしたらね、ママの彼氏があたしの下半身さわってきたの。 何が起きてるのか分からなくて、正直こわかった。なんかこわくて声も出せなくて隣で寝てるママに助けなんて求められなかった。
寝返りうつふりしてなんとか離れたけど、それが本当に気持ち悪かった。
次の日、朝起きたらママの彼氏は普通な顔して話しかけてきた。キモすぎて余裕でシカト。
でもママにはその事は言えなかった。

それ以降、ママの彼氏を避けるようになった。
中学生になって反抗期に突入したあたしはほとんど家に帰らなくなった。
学校でも派手な子達と一緒にいるようになって、
13歳の時タバコの火遊びで初めて警察のお世話になった。
それから中学行くのがだるくなって、髪は茶髪でピアスもあけて、メイクもバッチリで意味もなく毎日駅前のマックで溜まって(笑)

そんな頃、運命の人と出会った。