「吉良、製造部の河合さんから電話。」 同時に、受話器を持った大西先輩が俺を呼んできた。 「大西君、代わりに用件聞いておいて。 吉良君、ここの設備のメンテナンスなんだけどね・・。」 課長の呼び出しと製造部からの電話とで、 一瞬天秤をかけそうになったが、 課長も急ぎの用事だったのか、 俺は課長との話を続ける。 「だろ?だからやっぱり月曜日から稼働させないとマズいんだよ。」 「そうですね・・分かりました。 土日の2日間で終わらせるよう段取り組みます。」 「よろしく頼む。」