「何だよ・・・・。
って・・・あれ・・・・・・・
・・・熱っ!!!!」


「へ?」



「ちょっとアンナちゃん!
俺にもコーヒーかかってたっぽいよ!

時間差で俺の顔も熱くなってきた!」



「それはごめんなさい。
大西さんは鈍感なんですか?」


さっき俺に謝った時はもの凄く必死に謝ってくれたアンナさんだけど、

大西先輩には棒読みで謝った後に、さりげなく毒を吐いた。



やっぱり大西先輩を狙ってわざとこぼしたんだな・・。



・・・っていうか!


左手を見ると、いつの間にかさっきの渦巻き状の光の玉は消えていた・・・。