全身から力が抜けそうになるその時、 少し前に見た夢で出てきた、 妖精のおじさんが頭の中に浮かんできた。 “自分の身に何か困った事が起きたら、 こう唱えるのだ” 「・・・ヘヘヘ ムフフ・・・。」 無意識のうちに呟いてしまった。