「うわっ!」
「おおっ!!」


黒木先生が手を俺達の方向にかざした瞬間、
突風が起きた。


俺達は遙か後ろに吹っ飛ばされる。




「痛てぇ・・・。」
「大丈夫ですかジョージさん!」




【ドコヲ ミテイル カンタロウ】


ジョージさんに気を取られた隙に、

瞬間移動でもしたかのように、
いつの間にか俺の目の前には黒木先生が立っていた。


【ワレ サイキョウノ マリョク ナリ】