気力で再び立ち上がり、黒木先生に近づく。 「先生・・・・。」 顔中が小麦粉まみれの、 先生の目の部分だけ粉を払う。 先生はゆっくりその目を開け始めた。 「おのれ貴様ら! ブヘヘ ムフフ!ブヘヘ ムフフ!」 「先生・・・。 ジョージさんを襲わせ、俺を襲わせ、 そして今あの子達を操って・・・。 魔法の使いすぎですよ。 もう生徒達も気を失っています。」 「俺の力は絶対だ! お前らなんぞぶっ殺してやる。」