「腐った野郎じゃな。 本当に教師かあいつは。」 ジョージさんが哀れむように、 黒木先生に言い放つ。 「ホームレスのジョージ。 お前を見つけたのは偶然だった。 お前が町中を徘徊していた所を見かけた時、俺は思わず二度見した。 “こんなジジイがまさか”ってな。」 「こんなジジイでもな、お前の想像を絶するような苦労をしてきたんじゃ小僧。」 「“魔女”として雑誌に載ったのもその1つか? たかがホームレスごときが大それた魔法を授かったものだな。」 「なんじゃと!?」