あの時は大人を起こすのが申し訳なかったのか、

俺達は2人で手を繋いで一緒にトイレに行った。


ナオちゃんがトイレを済ましている間待っていた時は、俺もちょっと怖かった覚えがある。




「じゃあ魔女が怖くなったらカンちゃんに電話するね。」


「分かったよ。でも今日は高校のクラス会があるから、今夜は一人で頑張って。」


「え~~~~。」