次の瞬間

暖かい大きな腕に包まれた。

そっと目を開けると

赤い髪の毛をした男の子?
そして少し甘い香水の匂い。

「おい お前らなにやってんの?」

「自分の女 可愛がってただけだ はやくどっかいけ」

するとその男の子は
私に向かって 話しかけた

「この人達 彼氏なの?」

私はまだ怖くて 話すことすら嫌になっていた