瞬:いいよ、光君。キャッチボールしに外に行くよ。


光:はい、瞬先生。真依ちゃん、笑う回数増えてきて夢でうなされる日が少なくなった気がするよ。


瞬:そうだね、真依ちゃんの願いでもあるから今日も楽しそうだな。


光:うん、女の子同士で楽しそうだから、真依ちゃんがこのまま夢でうなされるのがなくなればいいな。後は真依ちゃんの母親がいつ更正出来るかだな。


瞬:そうだね、カウンセリングを続けたり、幼稚園で楽しく過ごす事でなくなるようにしたいよ。園長先生の話だと家庭教師はすぐには出られないらしいけど、他の人に行かせたりもありえるから警戒はしてるんだ。


光:瞬先生は、子供の頃に好きな人が出来たら気持ち伝えてたかな?。


瞬:うん、振られる事もあるけど、伝えられないまま離ればれで後悔したくなかったから伝えてたかな。光君は好きな人いるのかな?。


光:うん、好きな人はいるけど、なかなか勇気が出なくて伝えられないままなんだ。


瞬:誰かな?、教えて欲しい。


光:野々華の事が気になるから好きなんだよね?、一緒にいるとドキドキしたりするよ。


瞬:うん、光君は野々華ちゃんの事が好きなんだよ。