叶わなかった初恋と叶った初恋

相談員:「初めて会った家庭教師だったから恐くて、母親に助けて言いたくても同じように叩いてくるから言えないから苦しいよ」なんですね。その時の気持ちもう一度外に出すことをしました。


深雪:こんなに苦しかったのに、そばにいて気づいてあげれなくて駄目ですね?。


真依:駄目なんかじゃないよ、深雪先生がそばに居てくれたから寂しくならずに済んだし幼稚園も通えてたんだからありがとうだよ。


相談員:真依さんに先を越されましたが、駄目ではないんです。あの時、お母さんから離れて幼稚園も通えないだったら真依さんはもっと傷ついて、はれないけど気持ちのぶつけようがなくて違う道に進んだかもしれません。


深雪:真依ちゃん、ありがとう。そうなんですか、お母さんから離れなきゃならないからせめてそばに居たいなと思いました。実は今週土日にお泊まり会をするんです。


相談員:いいですね、楽しい時間を増やすことも心の傷が癒える為には必要だと私は考えてます。辛いことがあった時にも励みになるはずです。


深雪:わかりました、出来るだけ楽しい時間を増やせるようにしてみます。質問ばかりですみません。


相談員:大丈夫です、わからないままより聞いて対処してくださると助かります。今日はこれで終わりです。