真依の母親:はい、物心ついてからでも小さいうちは我慢するしかなくて母親と二人の時しか休まる時はなかったです。叩いた時の父親は恐かったはずなのに、真依にも同じ恐怖を感じさせてしまい後悔してます。


黎子:留置所を出て真依さんに会ったら抱きしめてあげてください。母親が必要な歳なんですからこれから楽しい時間を過ごしていくのが傷を癒す一番の手段だと思います。


真依の母親:わかりました、それと家庭教師はどうしてますか?。反省してなければ会いたくなくて、二度とひきづられたくはないんです。


黎子:すみません、家庭教師がどうしてるかわかる方いますか?。


警察官:相変わらず連れ出して従わせたいと話してますから全く反省してないです。


黎子:わかりました、真依さんの母親に家庭教師は会わせないようにお願いします。


警察官:わかりました、気をつけておきます。


真依の母親:やっぱり反省してないんですね、私は二度と会わないと決めました。


黎子:そうですね、会わないで真依さんの為にも心の傷を癒していきましょう。


真依の母親:はい、よろしくお願いします。真依と早く一緒に暮らせるようになりたいんです。