叶わなかった初恋と叶った初恋

野々華、真依、光:うん、深雪先生。「キラキラ光るお空の星が…」。


深雪:次は今思いついたから歌詞もタイトルもないの、でも、私が若葉幼稚園で過ごした時間をメロディにしたから聴いてくれる?。


真依:うん、深雪先生、ピアノ練習したい。いつか私もピアノで色々伴奏して、野々華ちゃん、美桜ちゃん、光君に歌ってもらいたいの。


深雪:素敵な夢だから真依ちゃん、練習少しずつしようね?。


真依:うん、深雪先生。


光:深雪先生、凄いな野々華?。


野々華:うん、光。私も何かしら得意な事見つけたいな、光は走ったり、球技頑張るんだね?。


光:うん、目指して続けたいと思ってるから野球かバスケットかな。


野々華:頑張ってね、光。


光:ありがとう、頑張るよ野々華。


深雪:伴奏するね、そうだ少しずつ皆で歌詞を作ろうよ。完成して歌えるように。まずはメロディもう一度聴いてね。


-深雪は、野々華が願いながら歌ったように、いつまでもこの幸せな時間が続くように願いながら伴奏していた。聴いた三人は感動して泣いていた…。


三人:…、深雪先生、凄いね。


深雪:どうしたの?、悲しい曲だったかな?。そのつもりはなかったはずだけど、無意識にメロディになってたかな。