叶わなかった初恋と叶った初恋

-美桜が教室に戻ると、もうすぐ昼休みが終わろうとしていた。真依と野々華は気づいていた。


美桜:ただいま、真依ちゃん、野々華ちゃん、光君。


真依:おかえり。良かったね、美桜ちゃん。


美桜:ただいま、真依ちゃん。瞬に会えるのは久しぶりだから嬉しかったよ。


野々華:おかえり、美桜ちゃん。なかなか会えなかったし、会いに来てくれて良かったね。


美桜:うん、野々華ちゃん。久しぶりだから嬉しかったよ(笑顔)。後1時間で授業終わりだね、真依ちゃんは家庭教師さんの迎えだからまた明日だね?。


真依:うん、美桜ちゃん。


-あっという間に午後の授業が終わりになり、保護者が迎えに来てそれぞれ帰宅した…。真依は、家庭教師と母親との生活に少しずつ慣れて父親として受け入れられそうな所まできていた。


結菜:グラウンドに保護者の方が迎えに来てますので、皆、行きましょう。


生徒:はい、結菜先生。


グラウンド-。


光の母親&野々華の母親:光、野々華、迎えに来たから帰ろう。


光&野々華:うん、母さん。


家庭教師:真依、約束通り迎えに来たよ。


真依:うん、帰ろう。