真依の母親:真依、お父さんがもう少しで留置所から帰ってくるよ。すぐにわかってなんて言わないけど、少しずつ話せるようになってね。


真依:どうして?、今更父親なんて思えないよ。私を叩いた時の顔が恐くて忘れらんないよ…。やっと母さんと暮らせたし、二人で生きてこうよ母さん。


真依の母親:そうね、真依は恐かったわね。でもあれから凄く反省してるし、お父さんが必要になる時がいつかはくるわ。


真依:そうかな?、わからないけどお試し期間で構わないなら暮らしてもいいよ。


真依の母親:そうね、慣らすには今しかないしお試しから暮らしましょう。明日からだけど大丈夫?。


真依:家庭教師は、学校行ってる間に留置所から帰って来るんだよね?。


真依の母親:そうよ、真依が会ったらあの時と違うのが分かるわ。


真依:そうなんだ、母さん。


-次の日。


留置所-。


家庭教師:お世話になりました、ありがとうございました。


警察官A:二度と戻って来ないように気をつけてな。


家庭教師:はい、気をつけます。


長官:いよいよ留置所から出るんだな、もう入らなくて済むように気をつけてな。


家庭教師:はい、長官さんありがとうございました。気をつけていきます。