結菜:『わかりました、希望通り生徒には話さないようにして、時期が来るまではしんみりにならないように気をつけときます』。


野々華の母親:『はい、よろしくお願いします』。


結菜side:
いつも明るくて元気な野々華ちゃんが2学期からは居なくなるなんて寂しいよ…。寂しくなるけど、心配させて転校したくないのを我慢してる野々華ちゃんが困らないように学校では気丈に振る舞い明るく話すように決めた。後少ししか一緒には過ごせないけど、いつまでも野々華ちゃんは私にとって自慢の生徒なのは変わらないよ。転校しても明るく元気な野々華ちゃんでいてね、大好きだよ。


公園-。


光:お待たせ、野々華。ドリブル練習兼ねて1on1しないか?、野々華がボール持っていいからな。


野々華:うん、光。1on1始めるよ、光は速いからすぐに追いつかれそうだけど1回くらいはシュート決めたいよ。


光:うん。(簡単には決めさせたくはないから俺も頑張るよ、ハアハア…、普段なら追いつくはずなのにドリブルしながらだと速くなるんだな…。ずっとこんな時間が続けばいいのにな)。野々華、ドリブル練習したりしてるようになってから足が速くなったな?。