いよいよ卒園式の日が来て、美桜は寂しさと早く大人になりたい気持ちで複雑な気持ちだった。真依の母親が小学校の入学式に向けてリハビリの為に留置所を出る事になった。黎子から都子に連絡がきて真依の母親と会う日を決めた。


野々華:深雪先生、先生と離れたくないから卒園式したくないよ。


深雪:ありがとう、野々華ちゃん。たまには遊びに来てくれたら嬉しいし、卒園するくらい大きくなって嬉しいからおめでとう。


野々華:ありがとう、深雪先生。卒園式しても、たまに遊びに来るよ。


深雪:うん、野々華ちゃん。


瞬:卒園おめでとう、美桜ちゃん。たまには会いに行くよ。


美桜:ありがとう、約束だよ瞬先生。


瞬:うん、美桜ちゃん。


光:瞬先生、ありがとうございました。


瞬:うん、卒園おめでとう光君。


光:ありがとう、瞬先生。


都子:ただいまより、卒園式を行いたいと思います。先生を代表して種村先生お願いします。


深雪:はい。桜が咲く頃入園してきた皆が成長して、卒園すると寂しくなりますが夢に向かって歩んでいってください。たまには幼稚園で過ごした時間思い出してもらえたらなと思います。卒園、おめでとうございます、代表種村深雪。