真依の母親:そうですよね、長官さんからもお母さんが信じなくては駄目ですよと言われました。もっと母親としてしっかりしたいんですがなかなか上手くいかないです。


黎子:大丈夫です、真依さんと一緒に成長していく事も一つの親子関係だと思いますからあまり自分を責めないでください。


真依の母親:ありがとうございます、留置所を出たらきちんと真依に話したいと思います。その前に、母親に会って私を産んだ時はどうだったかなど聞いてみます。


黎子:はい、お母さんに会われて話を聞いてからなら結果どうであれ今なら受け止める事が出来るはずです。一緒に真依さんが笑顔で家族で暮らせるようになる日までカゥンセリングやリハビリしましょう(笑顔)。


真依の母親:ありがとうございます、よろしくお願いします。真依を傷つけたぶんこれから沢山優しくしてあげたいんです。離れてみて真依の大切さが身に染みました…。


コンコン-。
長官:相談出来たかな?、所長さんがいらしたからそろそろカゥンセリングをまた次回にして家庭教師に結果を伝える為にここに連れて来るが大丈夫かな?。


真依の母親:はい、大丈夫です。留置所を出て会えたら真依が受け入れるまで何度も話します。