壊れたフィルムと時雨時


 翌朝。

珍しくインターホンが鳴ったので出ると・・・「よっ☆千明」

「優!?」
なんと優が自慢の髪を黒に戻し長かった髪を肩までに切っていた。

「あたしさ~、今まで黙ってたことあるって言ってたじゃん?」「うん」

「中学まで先輩達にいじめられてたんだよね」「え」

まさか、こんな明るい優に限って・・・

「でさ、高校入ったら今度はいじめられないようにその先輩ら真似してさ。見た目も口調もチャラくしてね、
でもやっぱあたしの中身は変われなくて。ちょっと病んだりもしてさぁ
・・・いっちゃんを好きになるきっかけはあんただった。あんたって人当たりいいのに、いっちゃんだけ無視してるの知ってた。
それが最初の興味。