壊れたフィルムと時雨時


性格については、きっと生まれながらの写真家気質なんだろうと私は思っている。

(それに、)

図星だった。私は怖かった。友達がいて楽しいクラスで・・・
そんな楽しい居場所があるからこそ、もし何かのきっかけでいじめが起きたら。

あの時みたいなことが起きてしまったら私の心は壊れてしまう。
いじめは、なにがきっかけで起こるか分からない。
だからいくら仲が良くても誰も信用してはいけないのだ。友達を信用できない、楽しめない自分が嫌だった。

でもそれ程に自分の身が可愛かった。「はぁ・・・」
溜息をつきながら帰路に着く。

「千明ちゃん!」