「・・お前やっぱりさ、人物の方が向いてると思うぞ。」 先生はおざなりに言うと一枚私に渡した。 「これ、」 優と彩夏に一度くらい!と連れ出された夏祭り。余りにも私の目にはキラキラして眩しい二つの太陽を私は写真に収めた。 「私は風景の方が好きなんですけどね」先生に褒められた事で緊張していた気分が解れていくのがわかった。 「でもやっぱりお前の作品には感情が無い。俺はそういうのも好きだけど、お前は違うんだろ?」 (あ、初めて会った時に言われた言葉・・・。)