あくびをしながら学校に通っている。自転車で30分の所に高校がある。いつもと変わらない道を通り学校に登校する。今日もまた授業を受けなくてはいけない。
教室に入り今日の授業の準備をする座学しかない今日の授業はとても退屈になるだろう。チャイムがなり朝のショートホームルームが始まるが先生がなかなか来ない。朝の職員会議が長引いているのだろう。数分後、先生が早足で教室に入ってきた。「朝の職員会議が長引いて、遅くなりました、今日の連絡事項は特に何もありません。しっかりと授業を受けてください。」
朝のショートホームルームが終わり授業が始まる。先生の話をずっと聞いているだけだ。たまにノートも書くが、教科書だけで充分だ。2、3校時目は途中で寝てしまい、先生に怒られてしまった。4校時目が始まり、僕は夢のことを思い出した今回の夢が現実になったら僕は正夢を見ているのと変わらない。先生の話が右耳から左耳に貫通していく。
外を見ると、校庭で体育をやっているクラスがある。外を見ながら色々な事を考えていると、黒くて大きい何かが落下していった。人が落下していったのだ。「おい!今人が落下していったぞ。」とクラスメートが言った。クラスの皆は窓を開けて下を見る。僕も混ざって下を見ると地面に倒れている女子生徒がいた。
外で体育をやっていたクラスは驚いている。体育の先生が急いで倒れている女子生徒に駆けつけている。
クラスが騒がしい「授業の続きをするから早く席について!席に着くのが遅いと減点するぞ!」先生が大声で言うとクラスの皆は一斉に席に着いた。授業が再開してもヒソヒソ声が教室に響いている。「ほら、静かにしろ。」先生が言うとヒソヒソ声が止んだ。僕は夢と同じことが起こっている事に今気づいた正夢を見ているのであろう。
僕は外を見ながら考える。この世界はどうなっているのだろうと。正夢が今回だけだといい。