莉音「じゃあ、また明日ね、水雫ちゃん!」

水雫「ん。またね。(笑)」



…あーあ、莉音もリア充の仲間入りか。
なんて思いながら歩いていたら…

“ドンッ”

ひ、人にぶつかってしまったァァァ!

「「すいません…!!」」…あ、シンクロした。



?「あの、大丈夫ですか?」
目の前に出された手…これは握ってもいいのだろうか。

わからないけど今はとりあえず手を借りよう。それで怒られたらあとで謝ろう。

水雫「あ、はい。全然大丈夫です、すいませ…」

といいながら顔を上げた瞬間言葉を失った。

だって、まるで王子様のような容姿をしてるんだもの!!


綺麗な黒い髪に所々紫の入った髪の毛に綺麗な紫の目。すっとした鼻筋。それに160ある私よりも高い。みたところ、180前後だろう。


?「あの…」