〜お昼休憩〜



莉音「ねぇねぇ!水雫ちゃん!このブログ知ってる?!」

水雫「どれどれー?見せてー?」

莉音「これ!」


莉音が見せてくれたスマホの中に書いてあったのは“Princessになるために”という文字。

水雫「これなーに?」

莉音「これはね、女の子ってプリンセスに憧れるじゃない?そんな女の子達のためにプリンセスになるためのアドバイスをくれるの!」


水雫「プリンセスなんておとぎばなしじゃないん…「なれなくても、プリンセスに近づくことは出来るのー!」



…プリンセス…ねぇ。私も昔お母さんにプリンセス系の本をたくさん読んでもらってたな。

水雫「ほぉ。(笑)そりゃすごいね(笑)」

莉音「でしょ?!私もプリンセスになりたいなぁ。で、素敵な騎士に護ってもらいたい!」

水雫「王子様じゃなくて騎士なの?(笑)」

莉音「うん!なんか王子様ってワガママなイメージがあるから。(笑)騎士は誠実で優しいイメージなの。(笑)」

水雫「そっか。(笑)」


“キーンコーンカーンコン”


休憩時間時間終わりかぁ。授業やりたくない…。

莉音「じゃあ、また後でね?!」

水雫「うん。(笑)」