リオードは至って普通で紳士的な態度をとっているように見えたが内心はかなり焦っている。

何故かって?

だって、公園の地面を踏んだらこの世界にこれるとは言ったが、来れるのはこの国の王家の血を継いでいなければ踏んだところで何も無いのだ。



リオード「ねぇ、水雫ちゃん、その話聞きたいしここじゃなんだから、僕の家に来て話さない?」


水雫「あ、はい。是非!」

リオード「よし、決まり。じゃ、馬車で帰るかr「馬車…?!」うん。」

思わず食い気味にいてしまったのは仕方ないと思う。

“馬車”なんて響きすごく憧れるもの。


リオード「…ちゃん!水雫ちゃん!水雫ちゃん?!」