水雫「ふぇっ、?!ちょ、ま、怖いんだけど、ねぇ、まってぇぇぇ」

なんて叫んでるうちに着いてしまった。



怖くて目を瞑っていた水雫は目を開けた瞬間驚いた。何故かって?

彼女が着いたのはヴォルミルス王国の首都アリバーヌなのだから。


それより、なにより、公園の地面を踏んでみたら華やかな光景が広がっていたのだから。


母の話はおとぎ話ではなかった。

そのことに驚いたのだ。






なにもせず、ただ唖然としていた。

?「あれ、あなたは…」

水雫「は、はい?!」

振り返るとそこに居たのは…

水雫「リオードさんっ?!」

リオード「やっぱり水雫ちゃんだったのか。何故ここに?」

水雫「私もよく分からないんです、昔、母が話してくれたおとぎ話を思い出して同じことをしたらここに…」

リオード「ッ…?!おとぎ話…??」

水雫「はい。」