わたしのキャラメル王子様

「あとね、今だから話すけどあいつの寝不足はバイトのせいでも部活のせいでもないから」



「なにそれ、興味津々なやつだ?」



「もう、京ちゃん!」



他人事だからか面白がって、二人ともすごく生き生きしてる。



「大沢さんそれどういう意味?悠君まだ他にも私に隠し事してたってことですか?」



不安になってパフェを食べる手もそりゃ止まる。



「そうだよ」



ニヤリと大沢さんが笑うからドキリとした。