瑠已と分かれて家に入ると、お母さんがすっ飛んできて


「雪里っ、いまから瑠已くんのご両親とうちで世界一周してくるからっ!いつ帰るか分かんないけど瑠已くんときょうりょくしてがんばって!それじゃ行ってくるねー!」


嵐のようにしゃべって嵐のように去って行った


「えええええ!?てことは瑠已といっしょにくらすの?!」


いやでもまー幼なじみだし、どっちかの家でご飯食べたりとか一緒に寝たりとかは普通だけどね?さすがに暮らすってなるとね?←十分ふつうじゃないよby作者


「雪里ちゃーん?おじゃまするよー?」


あれこれ考えていたら瑠已が来てしまった


どーしよ、瑠已は反対とかしてないのかな


「瑠已、話聞いた?」


「聞いたよ?二人で暮らすのたのしみだねー」


いやね、瑠已さんそんな眩しい笑顔でゆわれても いや、たのしみだけどね?


すると瑠已がうるうるの瞳で見つめてきて、


「僕と暮らすの嫌?僕のこと嫌い?」


「いや!ぜんっぜん嫌いじゃないし、瑠已のことむしろ大好きだよ?」


「ほんとー?じゃあこれからよろしくねっ!」


「うん!」