またまた気がついたら、めっちゃ近くにいた男の子は吹っ飛んでて、


「雪里ちゃん、だいじょぶ?」


優しい声が聞こえる


「瑠已ーっありがとぉー でもなぐっちゃだめだよ?」


助けてくれたこの可愛い顔の人は私の幼なじみの瑠已



瑠已はにこにこわらいながらさっき殴った男の子の胸ぐらをつかんだ


「あのさー雪里ちゃんは僕のなの。だからー」


瑠已の表情が超怖い顔に一変する


「今度近づいてみろ、ただじゃおかねーからな」


めっちゃ低い声で言い放つと、その男の子は走ってどっかにいってしまった