そうだ 変えなきゃ 私が変えなきゃ!! 動きにくい手で、必死に頭の羽を掴んだ よく見えないけど きっともう、半分ぐらい悪魔の羽になっているだろう 待ってて…お母さん… 私が………変えるから!!! 「あぁぁぁあああああ!!!!」 羽を引っ張った瞬間 あの黒い何かから 雷のようなものが私を貫通して 信じられないほどの痛みが 体中を走った