オトノウタ

今日も いつもと同じ時間に目覚めた。
珍しく夢は見なかった。
ベッドから起き出し、窓を開ける
少し冷たい風が 顔をなぜる。

“世界は今日も音で溢れいる”

小さなため息をついて、華帆は窓を閉めた。
今日も長い1日が始まる。