君との日常







これは昔の記憶だ





六年前 私がまだ小学五年生の頃


その日は日直を終えた帰りで、
もう日が落ちてあたりが暗くなっていた


なんか不気味だな…


いつもと変わらない道なのに暗いせいか
不安な気持ちで歩いていた


あれ…公園に人影がある

気になって覗いてみると男の子が
何かを探しているみたいだった

「ねぇ、どうしたの?」

話しかけると男の子はこっちを向いた

泣いてる…