「もー、桜空センパイってほんと可愛い」


…ビクッ!


「ふふっ、めっちゃ反応してるし…」

あーーもう!

「からかうのやめてよ!」

「あ、出てきた」



ぐぬぬ…


ど、どうすれば…どうすればいいんだ…

「はぁ、ほんと可愛いですよ、
…とりあえず教室戻りましょセンパイ」

そう言って春馬くんは手を差し出した

「ありがと」

グイッ!

「えっ!?」

「まーた騙された」

腕を引っ張られ、今は春馬くんの腕の中


ち、近い…!

「これからもよろしくお願いしますね?
センパイ」

「み、耳元で囁かないでよ…!」




これからも、春馬くんと過ごす日常は
続いていくけど…




関係が進展するのは、
そう遠くない未来だと思う


「…もう、、
こちらこそこれからもよろしくね春馬くん」